カープレイの機能を社外ナビにも
最近メーカー純正ナビでもカープレイナビが増えてきていますね。
輸入車は先駆けて導入していました。
国産自動車メーカーも段々とカープレイナビをメーカー純正ナビとして発売しています。
現在では世界の60メーカー以上がカープレイを採用したナビを付けています。
なのであなたが自動車メーカーといって思い浮かぶメーカーはほぼ採用していると思っていいですね。
そんなカープレイですが社外ナビでも外部入力端子があるものであれば
簡単にカープレイを楽しめることができます。
今回はその方法を解説いたします。
1 カープレイとは
まずはカープレイとはApple社が開発したサービスで
スマホをナビとつなげる事でスマホのアプリや機能をナビで使用できるサービスのことです。
基本的に自動車メーカー純正カープレイナビには
TV、DVD、CDプレーヤーは機能がついていません。
メーカーによってはオプションで付けられる車両もありますが基本は備わっていないです。
そしてスマホに入っているアプリ全てが使えるわけではありません。
You Tubeなどの動画アプリも対応していないのです。
というかカープレイで使えるアプリが少ないのが現状です。
主に使える機能としては
電話、メッセージ、マップ、ミュージックなど
動画再生以外のアプリはある程度使うことができます。
特にiPhoneですと「siri」が使えますので
使い慣れたスマホの様に使えるので便利ですね。
ナビゲーションはGoogle Mapが使えるので
従来のナビの様に地図の更新にお金をかけなくてもいい訳です。
2 ミラーリング、ミラーキャスト機能を使う
意外に使用できるアプリが少ないカープレイナビですが
インターフェースアダプターを社外ナビに付けて
スマホの機能でミラーリングやミラーキャスト機能を使えば社外ナビにスマホの画面を
そのまま映し出すことができるのです。
別にナビでなくとも外部入力端子があるものであれば後席モニターでも
スマホの画面を映し出すことができます。
これに関してはスマホの画面をそのままナビのVTRに映し出すので
古いナビで地図更新していないものでもGoogleナビを使えたり
You Tubeなどの動画アプリも映し出すことができるのです。
外部入力端子とは
ナビやモニターには外部入力端子と外部出力端子の線があります。
最近のご家庭ではあまり見ることがなくなった、テレビの後ろに付いている 赤・白・黄色のあれです。
RCA端子といわれるもので黄色が映像・赤、白が音声になります。
ナビの裏の配線の中に必ずどちらもあります。
最近のナビではHDMI端子も使えるので
映像を鮮明にしたければRCA端子の代わりにHDMIを使いましょう。
赤・白・黄色の3本線を1本線にまとめて映像をきれいに映し出せるのがHDMI端子です。
外部入力・出力の考え方はすごく簡単で
ナビに映っている映像を違うモニターにも映し出したいときは
ナビの外部出力端子の赤・白・黄色につなげるだけです。
例えばファミリーカーなどによくついている後席モニター(フリップダウンモニター)などは
ナビの映像を後ろのモニターにも映し出しているのですからまさに外部出力です。
逆にバックカメラやドラレコなどの映像をナビに映し出すときは外部入力端子を使います。
要はナビを軸に考えて
ナビの映像 (VIDEO) を外部へ出力 (OUT) するのか
ナビに外部からの映像 (VIDEO) を入力 (IN) と覚えましょう。
3 インターフェースアダプターとは
自動車用のインターフェースアダプター
Beat-Sonicという自動車会社に勤めている方なら誰でも知ってる有名老舗メーカーから出ているMiracast AirPlay IF30もしくはiPhoneシリーズ専用のMA02のどちらかを接続して
社外ナビでカープレイ機能を使います。
IF30とMA02の違い
簡単に言ってしまうと
AndroidはIF30
iPhoneはMA02とIF30どちらでも可
IF30は正確にはミラーリングではなくミラーキャストでwi-fiを使ってナビとスマホを繋げます。
wi-fiといってもポケットwi-fiを使う訳ではなくIF30がwi-fiを出しているのです！
もちろん月々料金を払う必要もないです。
イメージはナビとスマホを繋げる為だけの電波を飛ばしてるっていう感じです。
メーカー希望小売価格がIF30が28000円+TAX
MA02が13000円+TAX
4 取り付け方
取付け方はIF30とナビの外部入力を繋げます。
繋げ方はRCA線もしくはHDMIを使います。
後はIF30の電源とアースを繋げてあげればOK
組み立て式電源プラグ
更にIF30の電源線とアースはエーモンから出ている組み立て式の電源プラグを使えば
シガーソケットから簡単に電源が取れるのですごく簡単です。
映像入力と電源がナビを外さなくてもとれる車両はすごく簡単に取付けできますが
カーナビを外さないといけない方はカーナビの取付け方をご覧になってください
まとめ
今回ご紹介した商品の他にも類似品は結構出ています。
ただ安くてもすぐ壊れるのでは意味がありません。
インターフェースアダプターを付れば
後席モニターがある車であればそのモニターにYou TubeやAmazonPrimeの映画、アニメなども映し出せてしまいます。
社外ナビをカスタムする形なので
TVもDVD、CDプレーヤーも使えてと 正直、純正のカープレイナビより使い勝手が良すぎではないでしょうか？
しかも安価で取付けも簡単にできてしまいます。
当分ナビの買い替えを考えていない方や車で映画やYouTubeを見たい方にはおすすめです。
今後の自動車のナビはメーカーの囲い込みなのかどうなのか純正カープレイが主流になる可能性があります。
もしそうならもう少し使えるアプリを増やして行ってほしいところですね。